シュレッダーの向こうに「さよなら」と言う

シュレッダーの向こうに「さよなら」と言う

 たまった資料をシュレッダーにかけています。 
 多くの方々には、調査した結果を形にしてお渡しすることができ、感謝の気持ちをいただくことも多いのでちゃんと「さよなら、またね~(^^♪」と言えます。一方…

・癌闘病中に依頼があり、数か月後にまとめて報告をしようとした時には他界していたあの方。ご遺族には迷惑がられてしまい、代金は回収できなかったのですが、それよりも生前の思いを考えると忘れられません。
・やはり白血病の闘病明けに、自分の親類だからと自転車で各所をまわって調べて下さった方、ある時からぷっつりと連絡が途絶えました。

 資料がシュレッダーに吸い込まれていっても、こんな記憶にはなかなか「さよなら」できないです。

 現在家系図加筆のご依頼の方から、「生前母に見てもらったらいろんな思い出を語ってくれた、家系図がなければ聞けなかった、家系図をつくっていて良かった」と言っていただき泣けました。 

 年のせいで涙腺弱い~(>_<)
 週末届いたお客さまの声とともに。