国立国会図書館ツアー報告
前回お客さまへのツアーの計画について書きましたが、その後について少し報告します。
国会図書館初めての方には、まず新館でカードを作成してもらうのですが、最近新規さんが多いようで30分ほどかかりました。パスワードを忘れないようにして荷物をロッカーに(要100円硬貨)入れ、いざPCで検索・書籍の閲覧申し込み。
書籍が来るまでに、4F地図室へ行き新旧地図を取り寄せ、2F複写カウンターへ。その間に書籍を見て必要ならば複写。不用なら返してさらに検索。地図の複写が仕上がったら受け取って出典を記入して4Fに返しにいく。
お昼は3Fレストランに入ってみました。北海道メニューが揃う珍しいレストランでした。エスカロップまである!
その後は新館、新聞資料室、本館の科学技術・経済情報室と人文総合情報室を案内し、開架にある弊社代表の書いた本を紹介したり(笑)。
時間が限られている中で、検索の仕方などをお教えすると、ご案内した方がご自身でさくさくと検索を始めています。家でも会社でも見られること、見られないものは来館や遠隔複写を依頼すればOKとお伝えするとまた利用したいと喜んでいらっしゃいました。
あっという間の3時間でした。
今日からはとても温かくなりますね。今週末はもう3月、弊社でも卒業するスタッフ、新たに加わってもらえるスタッフと、悲しみと期待とが入り混じる季節となっています。新しい気持ちでまた頑張りましょう。
国立国会図書館とのご縁
・徹底した調査の上、ハードカバー報告書を納品していますので、是非国立国会図書館に納本したいとおっしゃる方が時々いらっしゃいます。その場合は、個人情報に配慮し、著作権に留意し、掲載許諾などの手続きが結構大変です。今週はなんとかまとまって、表紙選びまできました。写真の「赤マーブル」が最近人気です。
・国立国会図書館では、全国の図書館員の方々に向けたレファレンスなどのためのセミナーを行っています。その時使用する画像を借りたいとのご連絡がありました。実物資料を若干ぼかした画像でしたが、ご提供のお客様に確認し、お客様もそういう理由でしたらとご快諾いただきました。
・以前のお客様で、どのように調査しているかご興味があるとおっしゃる方に、国立国会図書館ツアーを計画しています。まずは入館証を作って入館、検索して待つ間に地図室、複写カウンターへ行って、新館へ行って…時間調整して無駄の無いように計画中(^^)/ なおかつ静かに解説しなくては。
あと数日で2025年の最初の1か月も終わりますね。今週も一日一日を大切に過ごしましょう。
今年も調べます!
以下近況です。
・カンパニーヒストリーを調べるためには、業界事情や技術情報が欠かせません。まずは科学系一般書を読んでから学会に参加。頭が???マークでいっぱいになりそうです(^^)。
・昨年から続く英公文書、貴重な事実がいくつか見つかって、さらに調査先が広がりました。問い合わせ先の寺院や大学の皆さま、ありがとうございます。
・藩士名簿を閲覧しにいきますが、撮影不可なので、鉛筆による書写。うむむむ。
・海外からのご依頼で多い質問は、委任状に書く住所氏名印鑑についてです。印鑑は無い方も多いので無くていいですが、署名は直筆で、委任状現物をご郵送いただいています。
・写真は某日の国会図書館からの国会議事堂。図書館は内装工事中のため、PC求めて回遊しています。
さて今週も頑張りましょう~
2024年もありがとうございました。
今年も多くのご縁をいただき、良いお仕事をさせていただいたことに深く感謝しています。年をまたぐ調査、報告も多数ありますが、ひとつひとつ積み上げて良い内容にしてまいります。
さて昨夜のNHK「大泉洋さんのファミリーヒストリー」もとても面白かったですね。東北も四国も北海道への移住が多いですが、それぞれの時期と理由は違えども、苦労の連続だったことがよくわかります。開墾して暮らしたところが、今は荒地になっている風景はやはり悲しいですね。
それでも今は共に笑える家族があり、人々を笑わせて感動をくれる存在になっている末裔の姿には、ご先祖も喜んでいますね。きっと。
生きる勇気をもらえます。
来年もどうぞよろしくお願いします。
https://www.nhk.jp/p/famihis/ts/57RY735RG4/blog/bl/pQEWnkenBO/bp/p6gEwYvM5q/
240冊のうちの1冊に『自分でできる ファミリーヒストリーを調べよう!」(二見書房)が選ばれました。
ありがとうございます~(
)嬉しいです。大居雄一先生、感謝です。
久しぶりの講師
地元足立区の、概ね5年以内の起業家を対象にしたステップアップセミナーでメンターを務めています。来年2月まで続くお仕事です。
世の中にそのものずばりの事業が無かった中で、ゼロから始めたファミリーヒストリー記録社の11年間を追いました。
たった11年間でも濃厚な企業史になっていて感慨深いです。この間のべ400件ものご依頼をいただき本当にありがたいことです。これからも気を引き締めて良いサービスを提供していきます。
近況、その後
・イギリス公文書館で探していただいた資料、120ポンドでデータ依頼。1ポンドって何円? と検索。
・某大学に申請していた故人の成績証明書到着。ダメもとで卒業アルバムに載っていないかお聞きしています。
・久しぶりに販売する書籍のISBNとJANコードを作成。計算間違いが無いように…。(写真は弊社発行本の例です)
・戦国時代「まで」の巻物系譜の解説、既出書と異なる名前は脚注に示しています。本物の巻物では見づらくなっていた線もわかるように示しました。調査員だけでなくDTPオペレーターがいるからこそ、わかりやすいご報告が可能となっています。
・お客様宅で繰り出し位牌を拝見。何十年ぶりに開いたようで、お客様も、きっとご先祖様も喜んでいたに違いないと思いました。
なんだか今日だけとても暑くなりました。体調を崩さないよう、お過ごしください。
今朝のニュースには泣きました。
日本被団協のノーベル平和賞受賞です。現在の世界情勢を反映した選択だとしても、嬉しい受賞です。
弊社ご依頼者やセミナー受講生は、広島県の方が多く、なぜ多いのか考えさせられました。原爆や戦争で亡くなった方々の歴史が、その方だけでなくそのご先祖についても情報や資料が失われてしまい、だからこそ知りたいと思うのだろうと感じました。
持てる力を尽くして、わずかな情報でも聞いて調査して、今平和に暮らしている方々に伝えたいと思っています。
いろいろと良かった(^^)/
近頃の近況です。
・北海道庁から3通の軍歴証明が到着。北海道はテキスト化してくれるんですよね。不明文字は原本のままの方が推理しやすいですが、有難いことです。
・大阪府からも軍歴証明到着。履歴は手書き文字で詰まっています。解析を開始しました。
・イギリスの公文書館にあるご依頼者ご先祖の資料を確認中。まずはチェックで○ポンド、次に枚数などで○ポンドかかるので必要なものか判断します。
・早稲田大学歴史館でご先祖が出した大隈重信への手紙を撮影。東伏見はいかついスポーツマンが散見されました。
・某大学と某高校に成績証明書と卒業アルバムを確認させていただくことになりました。若い頃のご先祖の顔がわかる貴重なものです。
・戦後の某大政治家に繋がっていると言い伝わっているけど、どんな繋がりか知りたいというご依頼。二人の別姓の女性を介して繋がっていることが判明!! 簡単では無かったようです。調査スタッフの執念と感が活きました。
日々いろんなことを、一歩一歩着実に解明していく作業です。
「い…」と筆で書いた瞬間
NHK「光る君へ」を楽しんで見ています。まひろが「い…」と書いた瞬間、きたきた!! とあのフレーズが口をついて出ました。
「光源氏」の冒頭を古文で習ったのか覚えさせられたのかは記憶にないですが、すらすら言える方も多いのではないでしょうか。続きもたのしみです。
以下、近況です。
・外国在住の方から、日本人の母方のルーツが知りたいとの問い合わせで、まずは戸籍謄本を代々取得するお手伝いをしています。
・東日本大震災の津波で塩水をかぶった日記を、1頁1頁開いてスキャン、戦前のくせ文字をテキスト化し画像と共に書籍化。依頼者が手渡しした際、所有者の方は感激して泣いていらっしゃったとのこと。少しだけ社会貢献できました。
・上級武士の家系の末裔の方、その姻戚関係も華麗な系譜・足跡が藩の資料に遺されていました。翻刻(崩し字をテキスト化)量が半端なかったですが、江戸時代にいかにお家を絶やさないようにするか腐心していた様子がうかがえました。
・終戦直後に中国で銃殺された憲兵を先祖にもつ方、日本国内の資料では昭和22年まで生きていたことになっていました。事情があって果たして軍歴証明が申請できるか? という難題がきています。
・ご遺族のことを話していただくヒアリング機会も増えています。ヒアリングのために読み込む資料も多く、夏休みはもともと無かったのですが、平日夜、土日も読み込みが続きます。
「い…」がいかに広がっていったのか、楽しみにしつつ、夏休み明けも頑張っていきます。
家系図、ルーツ、ファミリーヒストリーの調査、記録を承ります。