「従軍の足跡」ご依頼のお客さまの声、届きました。

「従軍の足跡」ご依頼のお客さまの声、届きました。
写真は遺品の軍隊手帳です。
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父芳平は兵隊になった。
「支那で食べたライチがおいしかった」と孫に話したくらいで戦争の話はしなかった。父の遺品は軍隊手帳、勲章、煙草(2包)、短刀、天皇陛下の写真など。

ある日、小川哲さんの「地図と拳」を読んでいた。(極秘に満州の地図を作るというような話)塘沽上陸前後の兵の動きが詳しく書かれていた。「塘沽」この地名には見覚えがあった。父の軍隊手帳だ。

父が兵隊だったことは知っていた。支那へ行って病気で帰ってきた。
実は父は3回命びろいしている。みな戦争がらみだ。
1.銃弾を浴びるが胸の手帳にあたり助かる
2.野戦病院に運ばれ身体をこわし内地で除隊
3.除隊後結核6年余りの療養生活マイシンで助かる
でも「戦う」ってどんなに大変なことか、小説で初めて知って気になった。戦後生まれの私は住みよい世の中を望む父の命名で「すみ代」となったそうです。

今回8年にも渡る戦場の足跡を調査していただき、兵隊としての生活を想像する資料ができ、ありがたく思っています。
もっと早く知りたかったと思いました。

今日の国立公文書館

 今日の国立公文書館

 なかなか一回で閲覧許可が出ない軍関係資料です。今季はすっかりはまっている「光る君へ」ですが、明日から写真のイベントがあります。
 お隣の東京国立近代美術館では、外に赤い布張りのお休み処ができていました。春だなぁ~(^^)/

今朝の靖国神社

今朝の靖国神社

偕行文庫にも足を運びますが、今朝は寒かったですね~甘酒が名物だったことは初めて知りました。1ぱい500円です。
 他最近の出来事など。

・旧土地台帳情報で、これまで不明だった探し人の父の名前発見。一歩前進しました。戸籍謄本に載らないケースです。
・納品後の方のお知り合いからお電話、うちでも調査してほしいとか、他社で家系図は作ったがルーツ調査したいとか、地道で詳細な調査力が徐々に知られてきているようです。嬉しいですね。
・町名と氏名しかわからない方の、現在の末裔と思しき家をご提示。不審がられないように、まずはお手紙をと提案しました。
・今朝の電車広告で「珍来」は昭和3年創業、2028年で100周年と書いてありました。そうだったんだ(^^♪。

 『近代日本戦争史4』をやっと読み終えました。そんな頭で靖国神社にお参りすると、命の重さをずっしりと感じます。大事に生きないとと思います。

 お客さまの声と、強風の中の国立公文書館

 東京電機大学さまのご紹介で家系図制作をさせていただいた方の声です。「気持ちが落ち着く」とあります。不明確だった記憶が、戸籍謄本などの記録によってはっきりさせることができて、ほっとされるのでしょうね。
 もう1枚はとある強風の日の国立公文書館。公文書館は室内の電気が明るくなったので、撮影も快適でした。外は花粉もばんばん飛んでいます。しばらくのしんぼうです。