偽の歴史

 偽の歴史

 日経新聞で紹介していた『椿井(つばい)文書』(馬部隆弘著)を読みました。念のいった偽文書作り、滋賀・奈良・大阪の江戸時代調査をする場合は要注意です。 
 由緒ある村、由緒ある神社、にしたいために巧妙な絵図や文書を作成し、欲しい人に売る。以後それが各自治体の郷土史にも引用され、昨今の地域おこしにも使われているとか。
 でも椿井さん、才能あったんだろうな、とも思いました。

 何年もこの仕事をしていると、以前別の業者に依頼したという系図や報告を見ることも多いです。残念な内容もあり、私達はこうではいけないと気を引き締める機会にもなっています。

 写真は足立区上空を飛ぶ飛行機、北海道産トウモロコシ(今年はうまく茹で上がりました)でした。

「月刊石材」8月号に掲載されました(^^)/

「月刊石材」8月号に掲載されました(^^)/
 ご先祖調査の関係で、取り上げていただきました。
 今月号にはお城の石垣から刻印石を探したり、100年200年続く石材屋さんの特集だったり、業界誌ならではの面白さがあります。  
 石は記録媒体として優れています。何百年も前の文字が読めたりするのですから、墓石に限らず何百年も後の未来の子孫にも何か残せるとしたら楽しいなぁと想像してしまいます。
https://www.ishicoro.net/

昔の新聞と引退した電車

昔の新聞と引退した電車
昨日も国会図書館にて調べ物をし、昔の新聞に貴重な情報を発見でき少しホッとしました。
しかし高難易度案件は解決の糸口もつかめぬまま、苦しい戦いを強いられています。
そんな中で、届いた絵ハガキが嬉しかったです。東急電鉄の引退した「クハ3850形」だそうです。文献ばかり見ていないで、ちょっと外を見てみようという気持ちになりました。暑いけど…(^’^)

第二のふるさと

第二のふるさと

 東京からは今は遠出ができませんが、思いだけ飛ばしてみます。「岩手のみんな元気ですか~」

 この暑い中、お墓や法務局へ行くスタッフ、調査1年で報告書を作成するスタッフ、キーパーソンに尋ねるお手紙を書くスタッフ、そして今月海外に旅立ったスタッフ、最近参戦したバイトちゃんは避暑地で夏休み中…それぞれの夏を過ごしています。

 オフィスはきんきんに冷えていますが、戸籍謄本が届いたり、校正原稿の直しが届いたり、お客さまからのお電話があったりと相変わらずバタバタしています。 暑さに負けないよう乗り切りましょう💛

あの稲穂は今

 あの稲穂は今

 いつも写真で癒してもらっているので、こちらの田んぼを訪問したいと思っています。まだ一度も行ったことがないんです。

 近況です。 
・コロナ中のご依頼は、リピーターが4割くらいとなっています。父方を調べたので今度は母方を、主人を調べたので今度は自分のを、などといったケースが多いです。
・家系図制作もありますが、名前の由来や戸籍謄本の内容を簡単に解説しています。どんな場所で代々暮らしていたのかだけでなく、「戦前中国に渡って三人目の子が生まれ、某所で父が他界し、その後家族で帰国しました」「廃家した家を再興するために、養子となった人物の祖母の実家が廃家した家と同じ名字でした」「本州から北海道に渡って、何ヶ所も転籍した上で現在の土地に辿りついて現在に続いています」等、戸籍謄本だけでもいろいろと読み取ることができます。
・戸籍謄本に残っていない実母を探したい、というケースもあります。
・私事ですが、免許証の更新時、込み合っていたのでつい鏡を見ないまま写真を撮られて悲しい出来に…これはお客さまからの戸籍謄本請求委任の際にお見せするものなのに…トホホ