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国立国会図書館とのご縁

国立国会図書館とのご縁

・徹底した調査の上、ハードカバー報告書を納品していますので、是非国立国会図書館に納本したいとおっしゃる方が時々いらっしゃいます。その場合は、個人情報に配慮し、著作権に留意し、掲載許諾などの手続きが結構大変です。今週はなんとかまとまって、表紙選びまできました。写真の「赤マーブル」が最近人気です。
・国立国会図書館では、全国の図書館員の方々に向けたレファレンスなどのためのセミナーを行っています。その時使用する画像を借りたいとのご連絡がありました。実物資料を若干ぼかした画像でしたが、ご提供のお客様に確認し、お客様もそういう理由でしたらとご快諾いただきました。
・以前のお客様で、どのように調査しているかご興味があるとおっしゃる方に、国立国会図書館ツアーを計画しています。まずは入館証を作って入館、検索して待つ間に地図室、複写カウンターへ行って、新館へ行って…時間調整して無駄の無いように計画中(^^)/ なおかつ静かに解説しなくては。

 あと数日で2025年の最初の1か月も終わりますね。今週も一日一日を大切に過ごしましょう。

近況、その後

近況、その後

・イギリス公文書館で探していただいた資料、120ポンドでデータ依頼。1ポンドって何円? と検索。
・某大学に申請していた故人の成績証明書到着。ダメもとで卒業アルバムに載っていないかお聞きしています。
・久しぶりに販売する書籍のISBNとJANコードを作成。計算間違いが無いように…。(写真は弊社発行本の例です)
・戦国時代「まで」の巻物系譜の解説、既出書と異なる名前は脚注に示しています。本物の巻物では見づらくなっていた線もわかるように示しました。調査員だけでなくDTPオペレーターがいるからこそ、わかりやすいご報告が可能となっています。
・お客様宅で繰り出し位牌を拝見。何十年ぶりに開いたようで、お客様も、きっとご先祖様も喜んでいたに違いないと思いました。

なんだか今日だけとても暑くなりました。体調を崩さないよう、お過ごしください。

いろいろと良かった(^^)/

 いろいろと良かった(^^)/

 近頃の近況です。
・北海道庁から3通の軍歴証明が到着。北海道はテキスト化してくれるんですよね。不明文字は原本のままの方が推理しやすいですが、有難いことです。
・大阪府からも軍歴証明到着。履歴は手書き文字で詰まっています。解析を開始しました。
・イギリスの公文書館にあるご依頼者ご先祖の資料を確認中。まずはチェックで○ポンド、次に枚数などで○ポンドかかるので必要なものか判断します。
・早稲田大学歴史館でご先祖が出した大隈重信への手紙を撮影。東伏見はいかついスポーツマンが散見されました。
・某大学と某高校に成績証明書と卒業アルバムを確認させていただくことになりました。若い頃のご先祖の顔がわかる貴重なものです。  
・戦後の某大政治家に繋がっていると言い伝わっているけど、どんな繋がりか知りたいというご依頼。二人の別姓の女性を介して繋がっていることが判明!! 簡単では無かったようです。調査スタッフの執念と感が活きました。

 日々いろんなことを、一歩一歩着実に解明していく作業です。

「い…」と筆で書いた瞬間

「い…」と筆で書いた瞬間

NHK「光る君へ」を楽しんで見ています。まひろが「い…」と書いた瞬間、きたきた!! とあのフレーズが口をついて出ました。
「光源氏」の冒頭を古文で習ったのか覚えさせられたのかは記憶にないですが、すらすら言える方も多いのではないでしょうか。続きもたのしみです。

 以下、近況です。
・外国在住の方から、日本人の母方のルーツが知りたいとの問い合わせで、まずは戸籍謄本を代々取得するお手伝いをしています。
・東日本大震災の津波で塩水をかぶった日記を、1頁1頁開いてスキャン、戦前のくせ文字をテキスト化し画像と共に書籍化。依頼者が手渡しした際、所有者の方は感激して泣いていらっしゃったとのこと。少しだけ社会貢献できました。
・上級武士の家系の末裔の方、その姻戚関係も華麗な系譜・足跡が藩の資料に遺されていました。翻刻(崩し字をテキスト化)量が半端なかったですが、江戸時代にいかにお家を絶やさないようにするか腐心していた様子がうかがえました。
・終戦直後に中国で銃殺された憲兵を先祖にもつ方、日本国内の資料では昭和22年まで生きていたことになっていました。事情があって果たして軍歴証明が申請できるか? という難題がきています。
・ご遺族のことを話していただくヒアリング機会も増えています。ヒアリングのために読み込む資料も多く、夏休みはもともと無かったのですが、平日夜、土日も読み込みが続きます。

「い…」がいかに広がっていったのか、楽しみにしつつ、夏休み明けも頑張っていきます。

軍歴解説実例

お客さまのご了解を得て、軍歴証明解説の実例をHPに掲載しています。
あと1か月で、また終戦の日がおとずれますね。『援護50年史』によると、陸軍の兵籍簿や戦時名簿は約970万人分あったそうです。が、現在各都道府県が所蔵するものは約730万人分とのことです。
https://familyhistoryrecord.jp/lineup/military_career.html

一生に一度の書籍

 一生に一度の書籍

 近況です。
・印刷製本所にて装丁の布地選び。色がいろいろあって目移りします。一生に一度しか制作しない一族の歴史書籍です。ご依頼者が決断。すっきりした顔で帰られました。
・古い巻物の内容が知りたいと言うお客様。開くのも慎重に、写すのも慎重にしなくてはならないですね。これも貴重な史料です。
・以前制作した、東日本大震災の津波で塩水と砂にまみれた日記を文字起こしして書籍化したもの。増刷のお見積りあり。また、ある一族の歴史本も増刷の依頼がありました。やはり増刷って嬉しいです。
・当社の家系図は見開き1枚もので、加えて解説書が冊子でつきます。お客さまのご希望で合体させた上でデザイン表紙をお付けしたりCDポケットをつけたりと、オリジナルなものになりました。
・明治時代に外国人と結婚した日本人女性の手記、二人の間に生まれた方の戦中日記を拝見し、必要な情報をお探ししています。

 暑くなりましたね。熱い夏になりそうです。皆さん水分を摂って乗り切りましょう。

エール2024夏号に掲載されました。

エール2024夏号に掲載されました。

 「ご先祖の探し方講座」と題して、わかりやすくファミリーヒストリーを調べてまとめる方法をお教えしています。
 以下のサイトを覗いてみてください。今回のエールには「残念なシニアにならないために」という刺激的な記事も載っています。私もそろそろ気をつけないと、です。

https://www.yell100sai.com