先日、友人の年長さんの男の子の相手をしました。その子はどちらかというとインドア派で、図鑑をだまって何時間も見ているような子らしく、文字を覚えるのも早かったようです。かばんの中から一冊の本を取り出すと、ジャンとケンとポンが登場する海賊もののお話。私のために読み聞かせしてくれました。とてもすらすらと長い文章も平気で読んでくれました。
私は内心、この子なかなかすごいわぁと思いながら「ふむふむ」とひたすら聞いていました。 後で友人であるお母さんから「富美子おばさんに、うちに来てもらうの」と男の子が言っていたと聞き、一度会っただけなのにと嬉しくなりました。
子供だって相手に何かやってあげたいという思い、この男の子の場合は読み聞かせして喜んでもらいたいという思いがあったのでしょう。子供の、自分でやりたいという気持ちを奪ってはいけないということですかね~。
とはいえ、毎日子育てしているお母さんにとってはそんな余裕はないですっ!!と怒られそうです。
ファミリーヒストリー記録社は、シニアの皆さんだけでなく、年長さんのお話も丁寧に聞き取ります...ではなく、単に「孫は可愛い」と感じる、そんな年齢的な問題だったかもしれません。お婆ちゃんの独り言...(苦笑)。